台風による豪雨で車が水没しエンジンが故障した

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最近は局所的な豪雨や台風が多くなってきています。
水はけのいい地域では問題ないでしょうが、水はけの悪い地域ですと水位が高まり車の水没をおこす危険もあります。
実際に、Aさんという人は40万円弱で購入した中古のマツダ・デミオに乗っていました。車選び.comというサイトで見つけて購入したのですが、このサイトのデミオのページには平均価格68.0万円と記載されているので、かなり安い価格帯の車だったようです。それが原因かはわかりませんが、台風が接近してきて夕方からずっと強い雨が降っており、自宅近くの川が増水し家の前の路地は膝下くらいまで水かさが増して、家の中までは浸水しなかったけれど、車庫に止めていた車はシートのあたりまで水に浸かってしまったとき、水位の低い場所に移動しようとエンジンをかけましたが、もう2度とその車のエンジンは掛かる事はありませんでした。
慌ててエンジンをかけようとしてしまったためエンジン自体が故障してしまったそうです。
この時、Aさんはディーラーと自動車保険会社に連絡しました。
ディーラーにはエンジンは直せないのでエンジンごとを入れ替えするか廃車にするかしか方法はないと言われてしまいました。
このように自動車は台風や洪水で水に浸かってしまうと全損になるケースも少なくないそうです。
全損になってしまうと保険金が満額支払われることになるそうですが、車のローンが残っている場合は保険金はまずローンの残債の返済にあてられるそうです。
「どうして?」と思うかもしれませんがローン返済中の車の所有権はローン会社にあるからです。
自動車保険に加入している場合これは車両保険で支払われます。
この時に、もし車両保険に加入していなければ、ローンの残債を自分で一括支払わなければいけない事態に陥ってしまいます。
車が水没してしまったこともショックですが、さらに追い討ちをかけるようにローンの一括返済を請求されるとさらにダメージが強くなるのではないでしょうか。
台風で車が水没すると言うことはそれほど珍しいことではありません。
水没した時の対処方法を学んでおくのももちろんですが、せめてローンの支払いがあるうちは車両保険に加入していたほうが賢いでしょう。

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