家屋につっこんでしまった

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おそらく、この事故だけは自分はあり得ないだろうと思うものとして「家屋に車ごと突っ込んでしまった。
」という事故が挙げられるのではないでしょうか。
Aさんもまさか自分が家屋に突っ込んでしまうとは思いもよらなかったそうです。
彼女は保険会社に勤めており、この日も外勤でお客様の家の前に駐車していました。
保険の説明も終わり、帰ろうと思ったその時に、ブレーキとアクセルを踏み間違えてお客様の家の門にぶつけてしまい、門がかけてしまいました。
自分の車もフロント部分が壊れたので、自動車保険を利用し修理することになりました。
門の修理代も自動車保険に加入していたおかげで、保険でまかなえたそうです。
このように他人の家に突っ込んだりしてしまった場合、自分の車の破損は車両保険で、門の修理は対物保険を利用することになるそうです。
今回は個人宅で門だけが壊れてその修理代を支払えばいいことになりましたが、もしこの時、車が突っ込んだことで家屋が大破してしまったらどうしますか。
家の修理代すべてを払わなければいけないのかと頭が真っ白になりそうですよね。
しかし、実際は建て替え費用ではなく大破した家の時価相当額が損害賠償額になるそうです。
確かにそれほど価値がない家に車が突っ込み大破して、何千万円もする家を建て替え、その金額を加害者が負担するなんて変な話です。
突っ込まれて家屋を壊された被害者にとっては納得がいかないかもしれませんが、加害者としては大破した家の価値以上を補償することはないそうです。
しかし、事故で建物の玄関を壊されて玄関にベニヤ板を打ちつけた状態で過ごすなど、生活上の不便を被ったとして修理費とは別に慰謝料が認められたケースもあるそうです。
このAさんの事例も自動車保険に加入していたので保険会社に連絡し、保険金を損害に当てることが出来ましたが、もしこの時加入していなければ、門の修理代も車の修理代もすべて自分で支払わないといけません。
それを考えると万が一ということも考えて任意の自動車保険に加入することをおススメします。

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