飲食店のパーキングでアクセルとブレーキを踏み間違え店舗に突っ込んでしまった…

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よくアクセルとブレーキを踏み間違えて飲食店に突っ込んでしまったり、駐車場から落ちてしまったりなどのニュースを耳にすることはありませんか?
AT車になってから右足だけでアクセルとブレーキの操作が出来るようになってからこのような事故が増えたように思いますがいかがでしょうか。
Aさんも久しぶりに会った友達とイタリアンレストランに行き、飲食店の前のパーキングに停めていました。
食事も終わり、友達とはそこで別れエンジンをかけバックで出ようとしたところブレーキとアクセルを踏み間違えて勢いよく店舗に突っ込んでしまいました。
友達は帰ったので怪我は自分だけでしたし、突っ込んだ場所にはお客さんがいなかったので人身事故にはならなかったものの、店舗のドアと壁が破壊されてしまいました。
Aさんはパニックになってしまい何をしたらいいかわからなくなっていましたが、店の店員さんが警察に連絡をし、実況見分が行われました。
その後自動車保険会社に連絡をして状況を説明、イタリアンレストランは食事をしているお客さんがみんな帰った後は店を休業することになりました。
店舗に突っ込んでしまった場合は、家屋と同じところは店、塀、門などの修理費が必要なことですが、家屋とは違うところは店を休業中の収入補償や従業員の給料、店を小さくした場合や売り上げが下がった場合はその損失補填の損害賠償を支払わなければいけません。
Aさんは運よく自動車保険の対物保険を無制限にしていたため、2000万円近く掛かった費用も自費が発生することなく示談しました。
店舗の営業補償の損害額は被害者が証明することになっています。
どんなに人気のお店であっても売り上げを証明できなければ損害賠償請求することが出来ないそうなので注意が必要です。
また、個人経営の場合は税金を少なくするために収入を少なく見せているところもあるそうですが、損害賠償請求額も少なくなってしまうこともあるのでごまかしはしないほうが良いようです。
自動車保険の対物保険はこのように何千万円~何億円という損害賠償金を支払わなければいけないこともあるので、無制限にしていると安心です。
無制限にすると月々の保険料がどのくらい上がるのか確認し、変更するのもいいかもしれません。

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