実家が農業をしていて帰省しに帰った途中に田んぼのあぜ道で車輪が脱輪してしまった経験などはありませんか?
Aさんもまた帰省中に周りの景色に気を取られ、あぜ道に車輪を取られてなんと田んぼに落ちてしまいました。
田んぼの中は車の油が中に広がり車ももちろん上に上がることができないので、レッカー車を呼ばなくてはいけなくなりました。
車が田んぼに落ちた時点で警察に電話連絡し、幸にしてJAFも加入していたのでレッカーしてもらうために連絡しました。
Aさんに怪我はなくドアを開けなんとか車から脱出できたそうです。
この時は、夏だったためまだ稲刈りする前だったようです。
このようなケースの場合は損害を与えてしまった農作物に対して損害賠償が発生するそうです。
この農作物の損害額の算出方法は農作物の育成状況応じていろいろなケースが考えられるそうです。
例えば、すぐに植え直すことが出来るのであれば「植え直しに掛かる費用や田畑を調える費用」、収穫間近の苗に損害を与えてしまった場合は「収穫物の対価や収穫までに掛かった費用」と言った形で賠償責任の対象が変わるので田んぼに落ちたりした場合は保険会社としっかり相談したほうがいいそうです。
結局Aさんは加入している保険会社に連絡し「収穫物の対価と収穫までに掛かった費用」を補償することになり、保険会社の担当者が田んぼの持ち主と話し合い自動車保険で支払われることになりました。
田んぼのある道は狭く、運転技術を必要とする場合もあります。
自動車保険に加入しているといろいろな面で助かることもありますが、自賠責保険だけでは賠償金は保険から支払うことが出来なかったでしょう。
何が起こるかわからないので、自動車を購入した場合は自動車保険会社でまず話を聞くことから始めて、可能であれば保険に加入してはいかがでしょうか。
また、レッカーが必要な状況では自動車保険のロードサービスでは行えないこともありますので、どんな状況でも対応してくれるところに加入しておくのも安心して自動車を乗るには大切なことでしょう。